ヘキサワールドの草原にふわりと漂う、
小さな毛玉のような生き物――もふじぃ。
その体は光を集めてきらめき、
触れるとほんのりあたたかい。
争いのない場所に現れ、世界に“やさしさ”を分けていく。

🌈もふじぃ ― やさしさを運ぶ光の毛玉

ワンダリスの広がる草原には、
ごくまれに虹が二重にかかる夜がある。
その時、光の粒が集まり、
ふわふわの毛玉が生まれる――それがもふじぃ。

✨生態

もふじぃは風と共に移動し、
しばらくすると空気に溶けて消えてしまう。
だが、消えた後の場所には必ず
小さな芽がひとつ残されている。

その芽は「モフの種」と呼ばれ、
枯れた土地を再生させる力を持つという。

争いが嫌いで、眠ることが大好き。
話しかけると、もふもふ震えて返事をする。
嬉しいときは光を放ち、
怒るときは――…まぁ、ほとんど怒らない。

「もふっとすれば、だいたいのことは平和になるのですぅ〜」

もふじぃは言葉を話さないが、
心に直接“あたたかい声”が響くと言われている。

もふじぃは地上層ワンダリスの“自然循環を司るモブ精霊”。
英雄ではないが、
世界中で小さな奇跡を起こしながら旅をしている。
旅人のあいだではこう言われている。

「もふじぃを見た夜は、きっと明日が晴れる。」

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