夜のワンダリスで、
月明かりをたよりに静かに走る一台のスクーター。
それが――スネイル便（Snail Express）。
星の手紙を届ける、カタツムリの郵便屋さん。
今日もどこかで、ひとつの想いを運んでいる。

🌙星空デリバリー・スネイル便

ワンダリスでは、
昼間に運べない“特別な郵便”がある。
それを届けるのが、
夜限定の配達員――スネイル便だ。

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🐌仕事内容

スネイル便の任務は、
「星の光を封じた手紙」を人々に届けること。
この手紙は昼間に読むと文字が消えてしまうため、
夜だけ配達と開封が許されている。

彼らは時間に遅れることはない。
なぜなら、
**“星の光は必ず夜に間に合う”**からだ。

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💡装備「ムーンランプ」

スネイル便の帽子に付いた小さな灯りは、
月光を吸収して輝くランプ。
暗い森の道でも、
まるで星が道案内をしてくれるかのように進むことができる。

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「ゆっくりでも、ちゃんと届く」

スネイル便がよく言う言葉。
彼はスピードを競わない。
大切なのは、手紙が心に届くこと。
彼の後ろには、手紙の光がゆっくりと尾を引いて残る――
それはまるで“希望の流星”のようだ。

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スネイル便は、地上層ワンダリスの「夜間通信ギルド」に属するモブキャラ。
戦いや政治とは無縁だが、
世界のつながりを支える“静かな英雄”として人々に親しまれている。

子どもたちは夜空を見上げてこう言う。
「ほら、あの光、スネイルさんのバイクだよ！」

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🌾ライス将軍 ― 米と正義を炊き上げる男

ワンダリス最大の穀倉地帯「稲光平原」。
そこを統べるのが、黄金の米粒を冠に持つ男――ライス将軍。

彼は古の農耕神から授けられた炊飯装置「ライスギア」を操り、
一粒一粒に魂を込めるように炊き上げる。
その炊き立ての香りは、
戦火さえも鎮めると伝えられている。

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🍙武器「黄金のしゃもじブレード」

ライス将軍の剣は、
かつて神殿の供物を混ぜるために使われた神器「しゃもじブレード」。
敵を斬るたび、炊きたての湯気が立ちのぼる。
その一振りで怒りを鎮め、心をほぐす力を持つという。

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⚙️戦術兵器「ライスギア」

右手に装着した炊飯制御装置。
湿度・圧力・米の品種を即座に分析し、
最適な炊飯プログラムを実行する。
戦闘中でも“ふっくら保温”を忘れない。

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「腹が減っては、戦も笑顔もできぬ！」

ライス将軍の座右の銘。
彼は戦場の最前線に立ちながらも、
まず仲間たちに弁当を配ることで知られている。
その姿勢により、彼は“平和を炊く男”と呼ばれるようになった。

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ライス将軍はワンダリスの地上層における“農耕防衛隊”の指揮官。
神でも英雄でもなく、
人々の暮らしを守る「庶民派のリーダー」として愛されている。
村人たちは今日もこう祈る――
「炊き立ての香りが、戦を遠ざけますように。」

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地上層ワンダリスの廃都「グリルタウン」に現れる謎の機械生命体。
その名は――バーガーノート。
鉄とレタス、機械と肉が融合した“食欲の巨兵”。
かつて人々の笑顔を作っていたバーガーは、
今や戦場を踏み荒らす破壊兵器となっていた……。

🍔バーガーノート ― 食と機械の融合体

古代文明が滅びる直前、
人々は「食を自動生産する神機」を造り出した。
それが暴走し、意思を持ったのが――バーガーノートである。

彼のボディは鉄鋼の脚部と、
無限に再生するバンズ装甲。
戦闘中でもパティの焼き加減を自動調整し続けるという。

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⚙️武装「ソースキャノン」

左右のアームからは、
超高圧ケチャップ弾とマスタード弾を発射可能。
命中すれば敵はスパイスまみれとなり、視界ゼロ。
地上戦では“味覚兵器”として恐れられている。

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🍟エネルギー源「フライオイル・コア」

心臓部には無限加熱炉が内蔵され、
古代のフライドオイルが絶えず循環している。
その匂いは甘く、しかし危険。
獣を引き寄せ、兵を狂わせる――まさに禁断の芳香。

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「焼かねば、進めぬ。」

バーガーノートが唯一発する言葉。
その声は機械的でありながら、どこか悲しげ。
彼もまた、かつて“人を喜ばせるために生まれた存在”なのだ。

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バーガーノートは、地上層ワンダリスの廃都市伝説に登場するモブ機械兵。
今では観測例も少ないが、
夜に風の音が鉄板を叩くと、こう言われている――
「それは、バーガーノートのフライ音だ。」

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地底ダーナバの坑道で、
夜ごとランタンの灯がひとつ、またひとつと揺れる。
その光の主は――ミッドナイトマイナー。
黒き翼を持ち、闇を掘る鳥人の採掘師。
誰も知らぬ深層で、彼は今も宝石を掘り続けているという。

🌙ミッドナイトマイナー ― 闇を掘る翼

地底世界ダーナバには、
月の出ている間だけ活動する鉱夫の一族がいる。
その中でも特に寡黙で謎多き存在が、
ミッドナイトマイナー。

彼は光を嫌い、
闇の中でこそ鉱石の“声”が聞こえるという。

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💎掘り出すのは「ナイトストーン」

ミッドナイトマイナーが求めるのは、
ただの宝石ではない。
“夜の記憶”を封じた青黒い結晶――ナイトストーン。
それは古代の亡骸が凝縮したエネルギー鉱であり、
彼らにとっては祈りの結晶でもある。

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🪶漆黒の翼と静寂のランタン

翼は煤のように黒く、
羽ばたくたびに粉塵を撒く。
その粉が坑道の壁を照らし、
青い鉱石を導き出すという。

彼の持つランタンの灯りは特別で、
炎ではなく“月光を凝縮した光”。
これを絶やすことは、彼にとって命を落とすことと同義。

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💬伝承の言葉

「夜の底を掘る者だけが、光の重さを知る。」

――ダーナバの古い坑道の壁に刻まれた言葉。
その横には黒い羽が一枚、いつも落ちている。

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ミッドナイトマイナーは、
地底社会の中でもごく一部の者しか知らない存在。
彼は“闇の管理者”ではなく、
ただ静かに働き、世界の均衡を支える影の職人。

光がある限り、彼の仕事は終わらない。

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地下層ダーナバで語られる“果実の悪魔”の伝承。
赤い果実のような香りを漂わせ、
笑いながら魂を誘惑する魔神――その名もチェリーディアブロ。
地上ではお菓子のトッピング、
だが地底では“呪いの果実”として恐れられている。

🍒チェリーディアブロ ― 禁断の果実魔神

地底世界ダーナバの灼熱地帯「果焔の谷」。
そこに、古代から封じられし悪魔がいると伝わる。
名はチェリーディアブロ。

その姿は骸骨にして赤き果実の王冠を戴き、
三叉の槍を携え、炎の果汁を滴らせるという。

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💀果実と呪いの関係

地底の民の間では、
“ひとつでも赤い果実を口にすれば、ディアブロに心を奪われる”
という言い伝えがある。
地上では甘く、地下では毒。
それがチェリーの二面性――この悪魔の象徴だ。

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🔥武器「ピットフォーク」

チェリーディアブロの三叉槍は、
熟しすぎた果実の種「デモンシード」を貫くために作られたとされる。
突かれた者は果汁のような炎に包まれ、
やがて“果実化”して永遠に地底を転がり続ける。

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「甘き香りに近づく者、己を忘れる」

その言葉は、地底商人たちの間で戒めとして使われる。
“欲に駆られる者ほど、ディアブロに喰われる”。
――まるでこの世界そのものへの風刺のようだ。

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チェリーディアブロはダーナバの下層で信仰される“モブ級魔神”。
主要勢力には属さないが、
地下に眠る“甘味属性”のエネルギーを吸収して生きる。
時に地上へと果実の香りを放ち、
旅人を惑わせるという。

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